CEOに乙女の純潔を狙われています

CEOに乙女の純潔を狙われています エッチからはじめる恋の方法
第1回

CEOに乙女の純潔を狙われています エッチからはじめる恋の方法

CEOに乙女の純潔を狙われています
2016/04/29公開
「ここ、どこ……?」
 目覚めたばかりの視界を見渡し、小林(こばやし)実里(みのり)は茫然とする。
 シャンデリアが飾られた豪華な天井や高級感にあふれた家具に見覚えがなく、どうして自分がこんな場所にいるのかわからない状況だ。
(これは夢……? だよね?)
 その場所に心当たりがない実里は、頭の中でそう分析する。
 こうやって夢の中でも、いちいち分析しないと気がすまない。堅物で真面目な自分の性格が嫌になってため息をつく。
 だから大学生のときに彼氏と別れて以来、恋愛とは無縁の生活を送っている。
 そんなことを冷静に考えたところで、ふとベッドの中で違和感を覚えた。
「なっ……? 何!」
 鎖骨あたりに温かな感触がして、とっさに身をすくませる。
 気のせいだと思いたい。なのに、ほんのりと温かい感触が、気のせいだと思わせてくれない。
 頭が混乱し、パニックになる。そんな実里の耳に思いがけない声が届いた。
「実里ちゃんのおっぱい、かわいいね!」
 頭の悪そうな能天気な口調が耳に響く。と、布団の中から柔らかそうな茶色の髪をした男が顔を覗かせた。
(なっ……!? なんで、社長がここにいるのよ!)
 その男が、自分が勤めている製薬会社の社長である結城(ゆうき)翔(かける)とわかり、驚愕する。
 祖父が設立した結城製薬の後を継いで社長になった。いわゆる御曹司のお坊ちゃまだ。
 しかも、若い女子社員との噂が絶えない不誠実な男で、見ているだけでイラついてくる。実里にとっては生理的に苦手な男性のタイプで、会社の社長であったとしても絶対に関わりあいたくない。
 それなのにいま、その苦手な男が自分の乳首をくわえて、舌で転がしているのだ。
 ──夢だとしても絶対にありえない。
「やっ……。やめてくだっ……」
 実里はあわてて彼から離れようと拒絶の声を出す。だが、その声ですら甘いものになってしまう。
 しかも、信じられないことに秘部からはすでに蜜があふれ、シーツを濡らしていた。
 脚に感じる冷たさで体がひんやりとする。
「いつもの実里ちゃんもかわいいけど、エッチな実里ちゃんもかわいい」
「なっ……、何を言ってるんですか! 離してくださ……」
「カラダはこんなに期待してるのに、ここで離したらかわいそうだよ?」
 翔は実里の太ももに指を這わせながら、唇にキスを落とそうとする。
 顔を背けるものの、頬にちゅっとくちづけられてしまう。
(……なんで、こんなに気持ちいいの!?)
 ほんの少しでも気を許せば、トロけてしまいそうな体が恨めしい。別れた彼氏でもこんなふうに感じたりはしなかったはずなのに──。
 頭の中でぼんやりとそんなことを考えていたそのとき、翔の指が下腹部をなぞった。
「ほら、ここはすでに欲しそうにしてるよ」
「ちがっ……、もうやめっ……」
「実里ちゃんのここ、すごく綺麗だね」
 膝と膝のあいだに顔を埋めながら、そんなセリフを言われたって、さらに羞恥が増すだけだ。
 なのに秘部が甘くしびれ、さらにぴちゃぴちゃとはしたない音をたてながら、蜜芯を舌でなぞられる。
「やっ……ほんと……やめ……」
「そんなに淫らな声を出して、いけない子だ」
 こんな状態でなければ、おもいきり罵声して平手打ちのひとつでもその綺麗な顔に叩きつけたい。
 この男はとにかく顔のつくりだけはいい。はっきりとした目鼻立ちは眉目秀麗だし、おまけにスーツ姿もすごく似合うときたら、女子社員の憧れの的にもなるだろう。
 だけど実里にとっては、もっとも苦手なタイプの男なのだ。
 心の中でそんな悪態をついていると突然、敏感に尖った花芽を舌先でついばまれる。

[黒羽緋翠 作品一覧]
秘蜜の薔薇と契約結婚 傲慢公爵は無垢な乙女に惑溺する
CEOに乙女の純潔を狙われています 結婚協奏曲はエッチのあとで
ドSな外科医の不埒な診察 ミダラで過保護なラブレッスン
和服貴公子の手ほどき あなたの筆に乱されて
社長のおもちゃ 秘蜜の玩具プレイ

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CEOに乙女の純潔を狙われています

CEOに乙女の純潔を狙われていますエッチからはじめる恋の方法

著  者
黒羽緋翠
イラスト
藤野祐喜
レーベル
eロマンス文庫
価  格
454 円(税抜)
シリーズ
CEOに乙女の純潔を狙われています
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