蜜辱の内診台2

[14]蜜辱の内診台2 義兄の指先に溺れて
第14回

[14]蜜辱の内診台2 義兄の指先に溺れて

蜜辱の内診台
2017/04/19 ~ 2017/04/26 まで公開
「失礼します」

 入って来たのは、ジャージを着た40代くらいの中年男性だった。顔が浅黒く日焼けして、がっちりとした格闘家のような体つきをしている。
 ここへ来るのはほとんど女性患者なのだろうとなんとなく思い込んでいた沙耶は、『子宝カウンセリング』という言葉のイメージとはまったく結びつかないような屈強な男性の登場に少なからずうろたえた。

「予約していた林です」

 そう言って軽く頭を下げながら診察室をぐるりと見渡したその男性は、沙耶の格好を見るなり、ぎょっと目を見開いた。ばっちり見える胸の谷間と、超ミニスカートの下からのびるすらりとした生足に、無遠慮な視線が這いまわる。

「林さんですね。こちらへどうぞ」

 龍也は、林のスケベったらしい視線にあきらかに気づいているようだったが、とくに気にする様子もなく、にこやかに対応している。

「よろしくお願いします……」

 龍也にうながされて椅子に座りながらも、林はまだ横目で沙耶の胸もとや太もものあたりを、じろじろとなめ回すように見てくる。
 沙耶はさすがに不快な気分になり、なんとかして男の視線から逃れようと、龍也の背後に体をずらしたが、男の視線はなおもしつこく沙耶の体にまとわりついてきた。

『……この人……いやだ……』

 さっきの診察で、スカートをまくられて陰部を触られるところを女性に見られただけで卒倒しそうなほど恥ずかしかったのに、こんないやらしい中年男の前でさらに体を張った仕事をさせられるかもしれないのだと思うと、沙耶は不安でたまらなかった。
 この男の異様な視線に気づいて、龍也が今回のペナルティを中止してくれることを、沙耶はひたすら願っていた。

「今回は、奥さまに関するお悩みとのことでしたね?」

 龍也がおだやかな口調でカウンセリングを始めた。

「ああ、ええ……じつはその……妻が最近、いわゆる出会い系ってのに登録してるっていうのを偶然知りまして……まだ浮気にはいたってないみたいなんですけど、チャットに『性欲がたまっている』というようなことを書きこんでいるのを見てしまいまして……」

「ほう……」

「その……妻とは……もう何年もないんですよ。しようとしても、できないっていうのか」

 男が、沙耶のほうをチラチラ盗み見ながら答えた。

「あなた自身が、ということですか?」

「まあそうです。妻のことは大切だと思ってきたつもりなんですが、結婚して何年も経つと、マンネリというのか、いざそういうことをしようとしても、体のほうがまったく機能しなくて」

「奥さまのほうから誘ってこられることは?」

「いやいや。もともとそういうタイプじゃないんで、僕からいかなかったら、そういうことにはならないです。だから、出会い系をやってると知ったときは本当にショックで」

「現在のご自身の性欲についてはどうですか? 奥さま以外の女性に欲情して勃起たり、自慰をすることはできます?」

「いやあそれが……そういうことをしたいという感じにあまりならないっていうか……でも、そういう気になるようなイイ女に、しばらく出会わなかったせいかもわからないですね」

 男はふたたびあからさまに沙耶の体をなめ回すように見た。

「うちのスタッフのことが、気になっているようですね」

 あまりにも男が沙耶のほうばかり見るので、龍也が苦笑しながら沙耶のほうを振り返った。

「いやあ、あんまり色っぽい看護婦さんだから。なんかひさびさにちょっとムラムラしてきちゃいましたよ」

 林は、沙耶をねっとりと見つめながら自らの股間をさすりあげた。男の下品な言葉と態度に、沙耶は思わず顔をしかめた。

「そういう患者さんのために、彼女にいてもらっているんですよ。どうです? 勃起しそうですか?」

「え? ……ええ……そうっすね……」

 林が尚も沙耶を見つめながら自らの股間に手を這わす。

「奥さまとはもう長いあいだ、セックスされてないということでしたけど……セックスレスになる前は、お互いの満足度はどうだったんでしょう?」

「うーん。どうかな……? 一応惚れて結婚したけど、そっちの相性はいまいちだったかもしれないなあ」

「ふむ──相性……ですか」

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蜜辱の内診台2

蜜辱の内診台2義兄の指先に溺れて

著  者
アユミ
イラスト
中田恵
レーベル
eロマンス文庫
価  格
454 円(税抜)
シリーズ
蜜辱の内診台
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