スイーツとヤンデレ?

[7-5]ふたりだけの舞踏会
第16回

[7-5]ふたりだけの舞踏会

2017/05/19 ~ 2017/05/26 まで公開
「初めてですから、無理はしなくてもいいですよ」

「で、でも。その、私……。初めてだからこそ、できることがあるならしたいです」

「春華さん、俺のことそんなに考えてくれるんですか! ああ、嬉しい嬉しいです。それなら一緒にしましょうか」

 立花は春華の手を取ると、その手のひらにローションを垂らす。
 そこに立花は手を重ね合わせ、こすり合わせる。接合部分でもないのに、いやらしいことをしているような気持ちになる。

「さっきよりもっと気持ちよくしてあげますから……」

 春華の下腹部にぬるぬると濡れた手が伸びていく。
 立花に与えられた快感により、花口は赤く色づき、ぷっくりふくれあがっている。やさしく愛撫すれば蜜を漏らした。

「はぁ、あぁ、んんぁぁ」

「春華さん……、春華さん……」

 甘えるような声を上げ、立花は自身を春華の手にあてがった。
 太く張り詰めたそれを包み込むように上下にしごくと、立花から甘い吐息が溢れた。

「……うぅぁ。されてる、春華さんにされている」

 相手の喜ぶことをしてあげられたという幸福感と、せっぱ詰まった立花の顔に魅せられ愛おしさが込み上げてくる。
 立花ももっと春華を快楽に誘おうと、花壺の奥を目がけ指で突き上げる。
 それはまるでこれからすることの予行練習と言わんばかりの動きで、春華の想像力を充分にかき立てた。

(欲しい、もっと欲しい。愛されたい)

 身体の最奥に刺激が欲しくなり、自ら求めた。

「あぁぁ、だいすけさん、だいすけさんっ……! 奥が、ああ。わたし、なんか、わたし……」

「ええ、いいですよ。――これで処女だなんて。積年の恋への憧れがあなたをこうも乱すのでしょうね」

 立花は指を抜くと、手早く挿入の準備を整えた。
 春華の合わさった花びらに、猛る穂先を焦らすようにこすりつける。
 そして、春華の背中に両手を回し、ゆっくりと花口にあてがい腰を入れた。

「あぁ、あぁ」

 花口は蜜に濡れ先端はすんなりと入ったが、初めて受け入れるにはあまりに大きく、花壺に通じる道はいっぱいいっぱいだった。

「んんっ、痛ぁ……」

「ああ……、狭くてすごい締められる。慣れるまでつらいですが、少しだけ我慢してください」

 春華が楽になるまで立花は春華を抱きしめたままでいた。
 立花は春華の頭をやさしくなで、痛みから意識を遠ざけるように口内を犯す。

「んっ、んっ……」

「春華さん……」

 見つめ合い名を呼ばれれば、愛されているのだと実感し愛蜜が溢れ出す。
 下腹部の圧迫感もいくらか楽になり、もっと求めてほしいと言葉を口にする。

「あの、動いていいですよ」

「無理しなくていいですよ」

 たしかにまだ痛むだろうが、自分に合わせようとしてくれる立花を思うと痛みさえも愛しい。

「最初より楽になりましたから……。これって、慣れなんですよね?」

「ええ。男はともかく女性は」

「あの、そしたら慣れさせて、ほしいです」

 春華の言葉は立花の男の欲を刺激する。

「――あなたは本当に。奥まで進めますよ」

 立花は春華の白いふとももを引き寄せた。
 ふたりの距離が密着し、ぐっと奥へ熱い杭が進んだ。

「あ、あ、あぁ」

 衝撃に春華の目が見開かれる。

「痛くないですか?」

「んん、はい。なんとか……」

 春華の中には立花の熱い塊が納まっていた。
 もっと受け入れようと新鮮な花蜜が奥からしたたり、きゅんと収縮する。

「もう少しゆっくりしましょうか」

 ゆるやかに腰を動かしながら、春華の白磁色のふたつのふくらみに手を伸ばし揉み続ける。身体も視覚も官能の色に染め上げられていく。

「んん。あぁ、はぁ……」

 徐々にせり上がってくるゆるやかな快楽の波に、春華は溺れそうになっていた。
 熱っぽい息を吐き、少しでも逃がそうとする。

「大輔さ、ん……! 嫌、いや、へんになりそう。そろそろやめてほしい」

「気持ちいいってことですよ。悶えるあなたも格別にすてきですね。もっといじめたくなってしまう」

 立花は行為をやめることなく、じっくり春華を追い詰めていく。快感がより声に乗り、恐ろしいような波がやってくる。

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スイーツとヤンデレ?

スイーツとヤンデレ?私の王子さまはなんでも知っている

著  者
師走幸希
イラスト
風凪ひかり
レーベル
eロマンス文庫
価  格
454 円(税抜)
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