結婚は「S極」と「M極」のバランスが大事!?

結婚は「S極」と「M極」のバランスが大事!?
著:密島ゆき
アナタは結婚相手に何を求める?
年収、ルックス、性格のよさ……。人によってそれぞれ違うと思うけど、条件のそろった相手が見つかったとして、幸せな結婚生活をキープするためには、あとどこをチェックすればいいのかしら?
じつは、地味なところで相手とあなたがSかMかという組み合わせの要素がじわじわ効いてくる場合もあったりするの。結婚生活における「S極」「M極」についてちょっとだけ考えてみない?

違うほうが「いいくっつき」をもたらす……?

「私ってMなんだよね」とか「彼はドSなの」とか、多くの人が気軽に会話で口にするようになった「SかMか問題」。
性的趣向の意味だけではなく、もっとカジュアルに性格の傾向として使われることが多くなったよね。一度は自分や彼がどっちなのか、考えたことがあるのでは?

付き合っているときにはそれほど気にならなかった相手の性質も、毎日顔を合わせてまざまざと互いの本質をぶつけ合うことになる結婚生活では、この「SM」の組み合わせが気になってくる場合が……。
SとS、MとM、そしてSとM。これらの組み合わせによりどのように変わってくるのかしら?

たとえば、SとS。気が合うとわかると一気に急接近する組み合わせでもあるのね。なにせ、両方とも「押せ押せ」だから。
だけど、毎日お互いを押しまくっている、両者とも引かない姿勢のままでは、どちらか、もしくは両方がポロリと落っこちてしまうかも!!

私のまわりの例でいうと、Sの女性と結婚した同じくSの友人。お互い自信に満ちているところに魅力を感じて、同じ性質を持つ者同士だけに物事に対する意見なども合い、ものすごいスピードでぐんぐんと距離が縮まったそう。

結婚してからはそれなりに楽しくすごす時間も多かったようだけど、ふたりでの生活のルールに関して意見が合わなかったりするともうたいへん、一歩も譲ることのないS同士。
夫婦といえども、相手の上に立つことに関しては負けられない。

結局うまくいかなくて数年後に別れてしまっただけど、「S同士は難しいのかなあ」とポツリと言っていたのが印象的だったな……。

長続きするのは女が上の立場のケース!?

では、M&Mというチョコレートみたいな組み合わせではどうかしら。ほっこりと甘い、穏やかな生活が送れそうですが、なにせMはM。
平穏すぎる日常に満足できない人は、Sっぽい人に強引に導かれたくなったときや刺激がほしくなったときに、それを与えてくれない相手に不満すらでてきてしまうかも。

もともと「オレ様」好きなM女の友人は、優しい草食系の旦那を愛しつつも、ふと物足りなさを感じてしまうこともあるみたい。
「たまには押しの強い男性と激しい恋もしたいの!!」なんて、外のS男に目を奪われて不倫に走りそうになることも……。優しい夫に不満だなんて、なんとも贅沢な悩みではないか!! と怒りそうになるけどね。

その点、スムーズなくっつきをもたらすのは「S極」と「M極」という組み合わせ。お互いに異なる性質だけに、自分にはないものを求めて自然に磁力で引かれ合い、一度くっついたら強力な力でなかなか離れにくい。
そして、結婚生活がうまくいったり長続きしたりするのは「奥さんのほうが立場は上」という夫婦だそう。夫がSで妻がMよりも、逆のほうがより円満にいきやすいのかも!?

私のまわりでも、ちょっとワガママな妻に素直に従う優しい夫(休日はかならずショッピングなど妻の行きたいところに付き合ってくれるとか)なんていう夫婦はとても仲がよく、長く続いているみたい。

「かわいくて素直な男の子をいじめるのが好きなの」なんていう小悪魔なアナタは、従順なMくんを見つければ幸せな結婚ができるかも!?

そうはいっても、「私と彼は同じ極同士だからうまくいかないのかしら」とガッカリして結婚を考え直すなんて人はいないと思うし、その必要もナシ!! 結婚相談所で、相手に求める条件を記入する書類に、「S」か「M」かマルをつける欄があるわけでもないし。

何もかもが完璧に合う夫婦はほぼいないだろうし、結婚生活の中での「ズレ」は毎日のなかでちょっとずつ調整していくもの。

たとえばS同士なら、Sの性質は自分がいちばんよくわかっているだけに、相手の「こうぶつかってくるな」という攻撃パターンはだいたい読めるハズ。
そういうときは、たまにはスッと引いてみるというのはどうかしら。

先ほどの例のように、生活ルールなどで意見が合わなかった場合、よっぽど「これだけは譲れない」というものでなければ、「(これに関しては)あなたの言うとおりでいいよ」と折れてみるとか。
いつも押してばかりのあなただけに、相手も「?」となって戦闘意欲が失せるかも。

M同士ならばちょっと冒険心を出してみる!

M同士で物足りなさを感じているあなたなら、不倫など外部に刺激を求める前に、まずはベッドでたまにはSっぽく相手に振る舞ってもらったり、自分がSになって遊んでみたりすると、いつもとは違う相手や自分に気分が高まって満足度がアップするのではないかしら。
目隠しなどの軽い「ごっこ」でも、しているうちにお互いその「役割になった」気になってくるもの。

また、彼もMならアナタと同じく「ちょっと強引」なのは嫌いではないはず。エッチ以外の日常でも、たまにはアナタが女王様のようにワガママにかわいく相手を振り回してみては!?
どんな組み合わせであっても、結婚生活のなかで少しずつ調整してくうちに、いつしかふたりにしか出せないフィット感で、極がピタリとキレイに合わさっていくものかも。

そして、人にはSとMの部分が両方あったりするもの。そんな相手の「隠れS」「隠れM」も探しながら引き出しつつ、調整してみるのも楽しいかも……。

[プロフィール]

密島ゆき(みつしま・ゆき)

ゆるくエロを追求したい「ゆるエロ」ライター。
著書に、小説『後輩男子とオジさまセレブに快楽まみれで愛されて』(eロマンス文庫)、“道明寺もぐ子”名義で『社内モンスター完全攻略法』『こんなオトコになぜ惚れる!? オレオレ男子攻略ガイド』(eロマンス新書、すべて株式会社KADOKAWA刊)がある。

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