シルヴェーヌ・ベアトリス・リューシュエ

王太子妃候補だったベルフォレ王国の公爵令嬢。愛称は「シルヴィ」。
淑女として優秀で、王太子妃教育も終わっていたものの、伝説の聖女が現れたことで婚約解消される。代わりに治世面だけを一生支えるという側妃にされそうだったが、間一髪のところで従兄のヴィルフリートと結婚することに!?
美しすぎる親族らのせいで美的感覚の基準値がややバグッている。

ヴィルフリート・クラウス・フォン・エイシェンフォルト

大陸内で広大な領土を有する帝国の宰相子息。愛称は「ヴィル」。
シルヴィの母方の従兄だが、養子のため宰相家とは血のつながりはない。
幼いころからシルヴィを溺愛しており、婚約解消騒動に乗じてシルヴィと結婚する。
実は乙女ゲーム『女神は愛に呼ばれて』の超人気攻略キャラ。ゲーム内では排他的で、ヒロイン限定のヤンデレキャラだったが……？

ローゼマリー・ヴァイスヴァルト

シルヴィとヴィルの従妹で帝国の公爵令嬢。帝国の第三皇子の婚約者。美少女然とした容姿に反し、性格は苛烈。シルヴィに仇を成すものを許さない過激派。

ラウラ・ファルク

帝国の学園に通う平民女生徒。転生者だが今世ではゲーム内のモブキャラ。
『女神は愛に呼ばれて』の熱狂的なオタクで、ゲームの魅力を語らせると長い。

シャルル

ベルフォレ国の王太子。
シルヴィの元婚約者で、『女神は愛に呼ばれて』の攻略対象。悪い人間ではないが優柔不断。

セイラ

異世界からきた伝説の聖女。
自分が『女神は愛に呼ばれて』のベルフォレ編ヒロインであることを理解しているが、それを鼻にかけ、かなり性格が悪い。

リリアナ・ゲイル

帝国の学園に通う男爵令嬢。『女神は愛に呼ばれて』の帝国編ヒロイン。
ゲームパッケージ通りの可憐な見た目だが……？